日本家族性腫瘍学会
市民公開講座「次世代のがん医療を拓く」

-家族性乳がん・卵巣がんの診断と治療最前線-

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中村清吾先生(聖路加国際病院 ブレストセンター・乳腺外科)
キャシー松井氏(ゴールドマン・サックス証券株式会社)
ワット隆子氏(Breast Cancer Network Japan-あけぼの会)
司会:武田祐子先生(慶応義塾大学看護学部)

主催:日本家族性腫瘍学会 協賛:株式会社ファルコバイオシステムズ

家族性乳がん・卵巣がんに関する 市民公開講座本サイトでもご案内いたしました市民公開講座が、2009年6月13日秋葉原コンベンションホールにて開催され、約150名の参加者がありました。
初めに中村清吾先生のご講演があり、続いてキャシー松井氏、ワット隆子氏が、それぞれのご経験やお考えをお話されました。最後には来場者も参加したフリーディスカッションが行われ、盛会のうちに終わりました。

中村先生のご講演では、家族性乳がん・卵巣がんや遺伝子検査について分かりやすく説明されるとともに、聖路加国際病院の医療体制や取り組みについてご紹介がありました。
また、海外ではすでに行われている家族性乳がん・卵巣がんの医療(予防方法や検診方法)について具体例を示しながら、説明されました。
キャシー松井氏は、ご自身の乳がん発症後、家族性乳がん・卵巣がんの遺伝子検査を海外で受けられたご経験があり、遺伝子検査を受けるまでの遺伝カウンセリングの過程やそのときの気持ちについて当時を振り返りながら語られました。さらに、遺伝子検査の結果を受けた後、予防的な両側乳房切除手術そして卵巣摘除手術を選択されたことについて、「全く後悔していない」その理由も合わせてお話されました。
ワット隆子氏は、ご自身が乳がん経験者であるだけでなく、これまでに多くの乳がん経験者やそのご家族の声を直接聞いていらっしゃいます。その立場から、家族性乳がん・卵巣がんについての情報が少ないこと、また家族性乳がん・卵巣がんに対する医療がまだ限られていることをご指摘になり、それらが患者に届くような仕組みの構築を要望されました。また、親から子に乳がんについての知識を伝える大切さについてお話され、会場の共感をよんでいました。

今回行われた家族性腫瘍学会についての詳細記事が「がんサポート9月号」(エビデンス社・2009年8月16日発売予定)にて掲載される予定です。ご期待ください。

また、市民公開講座で配付された資料「乳がんと遺伝について」(聖路加国際病院 中村清吾先生 ご監修)は、こちらの『小冊子「乳がんと遺伝について」をご提供いたします』のページでご覧いただけます。


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